震災お見舞い ありがとうございました2018/06/22 14:42

6月18日に発生した大阪北部地震では、取引先様やお客様から、たくさんのお見舞いの言葉をいただきましたこと、ここに、あらためてお礼を申し上げます。
おかげさまで、店長夫婦はじめ、二代目ケロ太、
愛猫・福&ゴンともに、全員怪我も無く、元気に過ごせております。

幸いなことに、震源地に近かったにもかかわらず、食器がいくつか割れる程度の被害で済み、当日のお昼過ぎには
お店の営業を再開させることができました。

水道の一時断水、ガスの停止というライフラインの断絶も
今回初めて経験しました。
地震発生直後、すぐに浴槽に水を貯めたので生活用水に
困ることはありませんでしたが、これも発生した時間が
朝の8時だったことが大きかったですね。
ケロ太を学校に送り出し、洗濯も終えて一段落…という
落ち着いた時間帯だったので、冷静に行動できたんだと思います。
ただ、普段は調理・飲用に浄水器ポットを利用しているので、断水~水道水の濁りの期間は困りました。
電気は使えたので炊飯器でご飯は炊けるのですが、肝心の水が足りなくて。
飲料水の備蓄はやはり必要だと痛感しました。

ガスは停止から復旧まで4日間かかりました。
その間、大阪ガスさんがカセットコンロとボンベを必要
世帯に配布してくれましたし、自衛隊が市内の防災公園に仮設のお風呂を用意してくださり、不謹慎ですが、普段はできないサバイバル的な体験をすることができました。

ケロ太は、学校に登校した直後に震災が発生したので、
安全な校舎内で2時間ほど過ごしていました。
その後全家庭に児童引き渡しの連絡があり、3日間休校。
市内では、ケロ太の友人の通う学校で、同学年の女児が
被害に遭う痛ましい事故もありました。
店長嫁の兄は通勤途中で震災に遭い、電車内に閉じ込め~5時間かけて徒歩で帰宅を体験しました。
二人とも帰宅困難者になることなく、無事に家に帰れて
本当に運がよかったです。


震災当日の晩、ケロ太の友人一家が給水所に行った帰りに

無事の確認に寄ってくれてお水を分けてくれました。

震災の翌日には、納品に来たメーカーの担当君が配達の際に「お水は品切れだったんです」と言って、ウーロン茶のペットボトルを2本差し入れてくれました。
ガスコンロの配布のことを教えてくれたのは、注文された
商品を取りに来られたお客様でした。
自衛隊のお風呂は、市内に住む、同じく被災したママの
知人が教えてくれました。

普段から備えていても、発生した際の時間や場所によって対応できないこともあります。
でも人同士がつながって助け合うことはできました。

災害は起きないことが何よりですが、もしもの場合の備えの重要性と、人と助け合うことの大切さを改めて知った
今回の震災でした。